耳鼻咽喉科Q&A よくある質問
1 夜間や休日に急に耳が痛くなった場合はどうすればいいのでしょうか?
2 痛みさえ治まれば中耳炎は治ったと考えていいのでしょうか?
13 顔面神経麻痺はどうして耳鼻咽喉科で診療を行うのでしょうか?
16 耳鼻咽喉科には毎日治療を受けに通院しなければならないものなのでしょうか?
18 鼻疾患に対するレーザー治療とはどのようなものなのでしょうか?
Q 夜間や休日に急に耳が痛くなった場合はどうすればいいのでしょうか?
A 急激に耳が痛くなる場合は急性の中耳炎が最も疑われます。一般の医療機関が診療を行っていない
時間帯では、多くの方が大慌てしてしまい、特にお子様の場合にはまわりの大人も困り果てて救急車
を呼んでしまう場合も多いのではないかとおもいます。
しかし耳が痛いからといってあせる必要はありません。痛み止め(市販のものでOK)を内服すれば
痛みはやわらぎますし、お子様の場合には熱さましの座薬(多くが痛み止めの作用も併せ持っている)
を使う事で痛みは止まります。但し痛みが止まったからといって放置するのは極めて危険です。
知らず知らずの間に難治性の滲出性中耳炎に移行してしまう事がありますので翌日必ず耳鼻科
を受診してください。
Q 耳鼻科を受診して中耳炎といわれ薬をもらい痛みはなくなりました。もう治ったのではないでしょうか?
A 上記Qでも書きましたが痛みが止まったから中耳炎が完全に治ったと言う保証はありません。
中耳炎で痛みが止まったあとも、大人であれば耳の詰まり感や聞こえの悪さを具体的に自覚するもの
なのですが子供ではこのような訴えをしない事が多く、ましてや乳幼児では痛みさえ止まれば機嫌もよく
なってにこにこしています。滲出性中耳炎を放置しておくと最悪の場合手術を行っても治らない難聴を
起こす事があります。従って客観的な検査を受けて完全に治ったと診断されるまでは治療が必要です。
子供が痛いといわなくなたので治ったと思い、完全によくなったと診断される前に通院をやめてしまった
お母さんもたくさん居らっしゃるとおもいますが一度 耳鼻科で精密検査を受けるべきだと思います。
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Q 子供の難聴を早期発見する方法はあるのですか?
A 子供の難聴の原因は中耳炎だけではありません。先天的な場合もありますし、おたふくかぜや風疹など
に罹患したときに聞こえの神経まで障害を受ける事がしばしばあります。しかし乳幼児では自分で症状
を訴える事はできませんし、難聴が片耳だけの場合、本人も周囲も気付かずに成長し、小学校入学時
の検査等で初めて難聴がわかったとか、たまたま別の病気で耳鼻咽喉科を受診した際に初めてわかる、
といった事がいまでもよくあります。これは以前は乳幼児の聴力を調べるには聴性脳幹反応(脳波聴検、
子供を眠らせて音を聞かせて脳波の反応を見る検査、この検査はほとんど丸一日かかる上に、設備の
ある医療機関が少ない)が必須であったのでなかなか気軽に検査できない、という事情があったからです。
しかし最近ではOAE(耳音響放射)という検査が一般化しております。この検査は子供を眠らせる必要がなく
短時間で検査が終わります。欠点としては正常聴力でも反応が出ない場合がある事ですが、逆にこの検査
で正常の反応が出ればまず難聴の心配は極めて少ないといえます。現在は子供の難聴のスクリーニング
はまずOAEを行い、反応が出ない場合には脳波聴検を行うというシステムが確立しつつあります。
A 鼻血が出た場合たいていの方は安静のためにと横になってしまうのではないでしょうか。
これではかえって鼻出血を悪化させる事になります。たとえば手の指をケガした場合出血を防ぐ
には手を上に上げて心臓よりも高い位置に移しますが鼻出血の場合も同じ事で横にならず座る
事によって鼻を心臓より高い位置にもっていきます。次は鼻を両側より強くつまんで圧迫します。
この時鼻のうしろに血液が流れるのを防ぐために少しうつむきかげんになります。以上の姿勢を
15−20分間保ち続ける事によってたいていの鼻出血は止まります。詰め物はしないほうが
無難です。昔から言われている、首のうしろをトントンと叩くと言う治療は効果が無いどころか
かえって鼻出血を悪化させてしまいます。なお鼻出血が繰り返して起こる場合は鼻の悪性疾患の
初期症状である場合や、血液の疾患、肝臓疾患等がある場合がありますので要注意です。
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Q 耳がかゆくて仕方がありません。どうすればよいのでしょうか?
A 耳がかゆくなる事は誰でも多かれ少なかれよく経験する事です。特に気温や湿度の高い時期には
かゆみが増す事が多いようです。多少耳いじりをするのは問題はないと思いますが、一般的に
皮膚に湿疹等ができると、痒いからといって掻けば掻くほどますますかゆみが増悪してさらにまた
掻きむしってしまうという悪循環に陥りがちなものです。耳の場合も同様で痒みが我慢できないから
と耳を引っかきますとさらにかゆみが増しその結果痛みや耳だれも出現する事になります。そうなると
しばらく治療をしなければ治らない状態になってしまいます。従ってかゆみがあっても我慢できるなら
耳をいじらないようにしておいて、我慢が出来ない状態ではその時点でなるべく早く耳鼻科で治療を
受けましょう。かゆみだけならその程度に応じた適切な治療で短期間に治るものです。
また耳に自分で市販の軟膏をぬる方も多いようですが綿棒で軟膏をつけるのも逆に機械的刺激
となり炎症を悪化させる引き金になる事が多いようですので要注意です。
Q それでは、ふだん耳そうじはどうすればよいのでしょうか?
A 耳あかの主成分は耳の穴の皮膚にある耳垢腺というところから分泌されるものです。主に耳の中に
入った小異物等を包みこんで外へ排泄するはたらきがあります。したがって耳あかは特にそうじしなくても
耳の外へ自然に出てくるものなのです。逆に一生賢明、耳そうじをしてしまうとこのメカニズムを停止させて
しまう事になり耳あかが奥にたまったままの状態になる事が多いものです。日常の手入れとしては、入浴後
に頭をタオルでふく時に耳の穴の外側も拭くようにしておくだけで十分です。
A 北海道には本州で頻度の高いスギの花粉症はほとんどありません。しかし北海道にも花粉症は
存在します。主に4月に飛散すろハンノキ花粉、5−6月に飛散するシラカバ花粉、6−7月に飛散
するカモガヤ、オオアワガエリ等イネ科の雑草の花粉、9−10月に飛散するヨモギの花粉などが
花粉症の原因となります。これらの時期にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、 眼の痒みや腫れなどの症状
がおこる時には花粉症が疑われます。このような場合は早めに耳鼻科受診をお勧めします。
ただまだ北海道の花粉症は一般的に広く認知されているとはいえず、治りずらい鼻かぜ、と誤解
されている事が多いようです。
A アレルギーの体質そのものを根本的にゼロにしてしまう治療法は現代の医学でもまだ確立されて
いません。だからといって治らないものだと決め付けて治療しないでいると様々な症状や合併症に
悩まされる結果となります。一般的にアレルギー症状が強い状態でも治療を続けてある程度の期間
症状が出ない状態を保ちますと、その後治療を休止しても案外症状の出ない状態になる事が多い
ものなのです。そういう意味ではアレルギーも立派に治る病気なのです。
A 一口にいびきといっても原因によって治療法は異なります。まず肥満によるいびき(皮下脂肪、不可逆的なダメージが起こり最悪の場合には突然死の原因になります。無呼吸による低酸素状態が
全身の動脈硬化の進展を促進し、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などの下地にもなります。また最近の
新聞報道でも大きな話題となったように、運転を業務とする方にとっては、昼間の居眠り運転の原因
となる事が多い事もわかってきています。したがってこの状態がある時には、早急な治療が必要です。
いびき及び無呼吸の程度と原因の検査は、アプノモニターという携帯型の検査機械を使う事によって
自宅で行う事も可能(当院でも検査機械を貸し出ししております)です。なお無呼吸発作症の場合には
症例によっては、睡眠時に鼻から補助呼吸を行うnasal-CPAPという機械を使用するとかなり効果的で、
特に肥満にともなう場合には非常に良い適応となります。補助呼吸で夜間の無呼吸発作を軽減すると
睡眠が深くなりその結果、昼間の精神的、肉体的活動性が上昇し体重の減少につながるという良い循環
が期待できるからです。当院でもこの機械のレンタルによる治療を行っております。なおこの治療には、
健康保険が適用されます。なお、酒、たばこ、睡眠薬は、いびき及び無呼吸発作の強力な増悪因子と
なりますので要注意です。夜にぐっすり眠れないからといってお酒や睡眠薬を安易に使うとさらに悪循環
に陥る場合があります。

A コンサート難聴とは音響外傷の一種で、コンサート等の大音響で耳に直撃を受けた後に起こるものです。
症状としては、耳鳴り、耳の詰まり感、聞こえの悪い感じ等があります。軽度の場合は自然に治りますが
障害が高度の場合には早期に適切な治療が必要です。目安としは一晩経過しても症状がとれない場合
には耳鼻科で治療を受けましょう。
A 突発性難聴とは、読んで字のごとく、ある時に突然発症する難聴です。それまで耳に何も異常の
なかった方が、突然ある瞬間に聞こえが悪くなるとか、朝起きた時に聞こえの悪いのに気がつく
とかなどの形で発症します。様々な随伴症状(耳鳴り、耳閉感、めまい)を伴うこともあります。
ほとんどの場合片耳だけに起こりますので、難聴が高度でない場合は難聴が自覚されず、何となく
耳が重い、調子が悪いと感じるだけの事が多くあります。こんな時には、夕べ寝違えたから、とか、
最近忙しかったから疲れたか?、とか、風邪をひいたからかな?、とかなど安易に考えられがちです。
この病気がまだ世間一般に広く知られていないこともこの傾向の原因になります。従って治療開始が
遅れる場合が数多くあります。突発性難聴はその程度、合併症などによっても違いますが、一般的に
通常発病後一週間以内に何らかの適切な治療を開始しなければ、その後の聴力回復は難しくなって
しまいます。ましてや1ヶ月以上経過してしまうと、もう治る見込みがなくなります。原因がまだはっきり
解明されていないことからこの病気は厚生労働省でも特定疾患(難病)として扱われています。しかし
早期に発見されさえすれば現在様々な有効な治療法が確立していますので、とにかくこのような病気>
があるということを一般の方々(他科の医師も含む)は知っておくべきなのです。記憶に新しい所では
数年前、歌手の浜崎あゆみさんや、俳優の萩原聖人さんがこの病気に罹患し一時活動スケジュールに
支障をきたしたようです。このようにこの病気は若い世代にも決して他人事ではないのです。
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Q めまいが起こる場合耳鼻咽喉科を受診すべきと聞きましたが、どうしてでしょうか?
A めまいを起こす疾患はさまざまですが、特に回転するようなめまいの場合メニエール病を始めと
する内耳疾患が疑われます。このような時には耳鼻咽喉科で聴力検査及び平衡機能検査を
受ける必要があります。また普段めまい患者さんを多く診る機会のある耳鼻科医は耳以外が
原因のめまいに関しても診断治療のノウハウを心得ていることが多いものです。
とは言え、激しいめまい発作が起きたときには御本人も周囲も完全にパニックになり救急車
に乗って内科(or脳外科)を受診する場合も多いでしょう。とりあえずは、脳出血等の生命の危険を
伴う病気との鑑別をしてもらってからでも遅くはないと思いますが、中には突発性難聴に伴うめまい
など急性期に耳鼻咽喉科的診断、治療を要する場合もありますので要注意です。
Q 顔面神経麻痺も耳鼻咽喉科で検査、治療を行うのはなぜでしょうか?
A 顔面神経は主な機能として顔の表情筋を動かしている神経ですが、解剖学的、生理学的に耳と
密接な関係にあります。あまり一般的には知られていませんが、耳に入ってきた音の大きさに
応じて鼓膜の振動を調整して耳の奥に伝わる音波の大きさをコントロールする機能は顔面神経
から分岐した神経で行われますし、舌に分布して味覚の大部分を司る神経も顔面神経から分岐
した神経です。このように耳鼻咽喉科領域と密接な関係にあるため、顔面神経の機能評価を行う
検査の多くは耳鼻咽喉科で行います。従って顔面神経がどの部位で障害されているかを確定する
ためには耳鼻咽喉科での診断が不可欠です。なぜ障害部位の診断が重要かというと、顔面神経
は解剖学的に見て、硬い骨の中の狭い管を通っている部分があり、このような場所で障害が起きて
顔面神経麻痺が起きている場合には早期にそれに対応した治療を開始しなければ神経麻痺の回復
が見込めない可能性が高いからです。一般的な治療で回復しない症例の多くはこのようなケースが
考えられます。顔面神経麻痺を起こした患者さんは、現在でも全国的な傾向としてまず脳外科、内科
神経内科、形成外科等を受診される事が多いと思いますが、やはり早期に耳鼻咽喉科での診断治療
が必要です。
Q それでは顔面神経麻痺に対する具体的な治療法、及びその効果については?
A 顔面神経麻痺についてもやはり突発性難聴と同様にできるだけ早期に治療を開始する事が必要
で発病後約2週間以内に行われる治療によってその予後が大きく左右されます。ただし突発性難聴
と大きく事情がちがうのは、突発性難聴が治療開始後にすぐに回復する症例が多くあるのに対して
顔面神経麻痺は神経繊維の再生を要するため、目に見えて回復するには通常約1ヶ月から2ー3ヶ月
かかることが多い点です。逆に発病直後に治療開始された場合には、適切な診断、治療が行われて
いるにもかかわらず麻痺が進行する場合が少なからずあり、この事が顔面神経麻痺の治療のありかた
を複雑にしています。従来、末梢性顔面神経麻痺の主な原因としては、大きく分けて帯状疱疹にともなう
ハント症候群と、原因不明のベル麻痺に分類されてきましたがベル麻痺の原因が単純ヘルペスウイルス
の再活性によるという説が有力となった結果抗ウイルス剤が広く用いられる傾向にあるようです。しかし
その使用量についてはまだ定説がなく「いたずらに大量の抗ウイルス剤とステロイド剤の併用が行われる
事には異を唱えたい」(北海道大学耳鼻咽喉科 古田助教授(顔面神経麻痺に於けるウイルス研究が専門))
との意見があります。また古くから針治療、低周波(電気)マッサージなどが行われる傾向にありますが
低周波マッサージに関しては「我々は禁忌と答えている。神経の過誤再生を促し顔面拘縮に結びつく場合
が多く病的共同運動(目と口が一緒に動いてしまう等)が強く残る原因にもなる。実際に懸命に低周波治療
を行ってしまった結果、目が開かなくなった患者さんを多く診る」(同 古田助教授談)との意見があります
ので要注意です。なお顔面神経麻痺の後遺症としての顔面拘縮や病的共同運動、顔面けいれんに対しては、
ボツリヌス毒素を局所注射する治療法が試みられており高い治療効果が報告されています。
A 慢性頭痛に悩んでいる方は全国に約3000万人いるといわれています。中でも片頭痛に悩まされている方は
約800万人いると見られております。片頭痛は脳の血管が拡張して発作的に強い痛みが起こるもので、月に
1−2回、多いときには週に2.3回起こります。頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛むのが典型的な症状
ですが、場合によって頭の両側が痛む場合もあります。また吐き気を伴う場合もかなりあります。20代ー40代
の女性に特に多く、めまい発作などとの関連もあって最近は耳鼻科で相談を受ける機会も多くなっております。
生命に直接影響がないためあまり大きくとりあげられる機会がないようですが、患者さんのお話を聞くと、時と
場所を選ばずに起こるため外出中などに起きた場合でも思わずその場に頭をかかえて寝ころんでしまいたく
なるほどの場合も多いそうです。しかしこのように悩んでいる方が多いのにもかかわらず、医療機関で治療を
受けている方はその内の約10%程度にすぎないともいわれています。これはこの疾患の専門家が現在もあまり
多く居ない事と、治療法として、予防薬はあっても発作が起きたときの治療には一般的な消炎鎮痛剤くらいしか
対応法が無かったという事情がこれまであったためと考えられます。従って多くの方は現在も市販の鎮痛剤で
しのいでいる場合が多いものと考えられています。しかし最近実用化された片頭痛治療薬は、発作が起きてから
服用するように設計されており、服用後約20−30分で効果が発現します。また従来の鎮痛剤より効果の持続が
長いのも大きな特徴です。これまで治療をあきらめていた方も多いと思いますが一度医療機関でご相談されて
みてはいかがでしょうか?ただしこの薬は心筋梗塞や脳梗塞等の既往のある方は服用できない場合があります
ので御注意下さい
A 耳鼻咽喉科疾患で連日治療を必要とするのは、重症の急性感染症や突発性難聴の急性期や
めまい発作等極めて限られます。一般的に中耳炎等の急性疾患で週2回、アレルギー性鼻炎、
副鼻腔炎(蓄膿症)等の慢性疾患では、週1回の通院で十分と考えられます。
通常慢性疾患は軽快するのに数ヶ月くらいかかる事が多いものです。そのような場合、毎日
通院しても治りが早まる訳でもなく、逆に時間的、肉体的、経済的に疲れきってしまって通院が
中断してしまいかえって治癒につながらない事が多いと思われます。実際問題、最近の若い世代
の方の意見を聞くと、「毎日通院が必要」といわれたために、症状が極めて強いにもかかわらず
治療を断念し仕方なく我慢していたという声がよく聞かれます。当院の携帯電話ホームページにも
このような意見や問い合わせのメールが多数寄せられています。病院通いが習慣になっている
一部のお年寄りを除いて、現在の社会情勢では大人も子供もただでさえ待ち時間が長く、その割に
治療時間が短い耳鼻科に頻回に通院する余裕はない場合が多いと思います。さらに特に幼少児では
処置に使われる薬剤の副作用も強く懸念されます。
このような事実を踏まえても医療機関が頻回に通院する事を強いるとしたら何か別の理由(経営上の問題等?)
があるのかも知れません。
Q 副鼻腔(蓄膿症)、鼻茸(はなたけ)に対する最近の治療はどのように行われているのでしょうか?
A 最近の薬物治療の進歩によって、ちくのう、はなたけも必ずしも手術を必要とせず、保存的な治療に
よって軽快する場合が数多く認められるようになりました。しかし中には保存的治療にあまり反応せず、
手術治療を必要とする場合もある事は否めません。
かつては、副鼻腔炎、鼻茸に対する手術治療は以前は口の中から切開して行う場合がほとんどでした。
そのため2週間から10日ぐらいの入院を要するものでした。しかし最近は手術機械と技術の進歩によって
内視鏡を鼻の穴から入れてTVモニターで観察しながら手術機械を操作する事で行う事が可能となりました。
その結果手術の全身への侵襲が少なくなり、特に何か全身的な基礎疾患が無ければ長期の入院を必要と
しなくなっています。
Q アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療とはどんな物なのでしょうか?
A アレルギー性鼻炎、に対するレーザー治療とは炎症を起こしている鼻の中の粘膜にレーザー光線
を当てて、粘膜の炎症を静める処置の事です。通常外来で局所麻酔で可能です。処置料が少し多くかかる
(3割負担の方で約5400円)のが難点ですが処置中、処置後ともほとんど痛みが無く、鼻の諸症状に
対して極めて高い改善率を持つという特徴があります。一人で鼻処置が受けられる状態であれば子供
でも可能です。諸症状に対する改善率は極めて高く、特にアレルギー性鼻炎の頑固な鼻づまりに対する
効果は抜群です。アレルギー性鼻炎による症状があって通院していても、症状が軽快しない方には特に
お勧めします。当院では随時行っています。
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院長の略歴
昭和31年6月生まれ
昭和58年3月 北海道大学医学部卒業
昭和58年5月ー昭和62年3月 北海道大学医学部付属病院耳鼻咽喉科に勤務
昭和62年4月ー平成5年6月 苫小牧市立総合病院耳鼻咽喉科に勤務
平成5年8月 現地にて開業 現在に至る
ちなみに
パソコン暦約4年
ホームページ暦2年
ロックバンド(ベース、ボーカル担当)暦30年、但し平成5年以来活動休止、充電中
かつての紅顔のバンドキッズも、今や厚顔の中年男と化し、新たなる芸風を身につける
べく日々研鑚中

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