慢性頭痛に悩んでいる方は全国に約3000万人いるといわれています。中でも片頭痛に悩まされている方は約800万人いると見られております。片頭痛は脳の血管が拡張して発作的に強い痛みが起こるもので、月に1−2回、多いときには週に2.3回起こります。頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛むのが典型的な症状ですが、頭の両側が痛む場合もあり、吐き気をともなう場合もあります。発作は時と場所を選ばずに起こるため外出中などに起きた時でも思わずその場に頭をかかえて寝ころんでしまいたくなるほどの場合もあるという意見が多いようです。しかしこのように悩んでいる方が多いのにもかかわらず、医療機関で治療を受けている方はそのうちの約10%程度にすぎないといわれています。これはこの疾患に詳しい専門家が現在もあまり多く居ない事と、治療法として、予防薬はあっても発作が起きたときの治療には一般的な消炎鎮痛剤くらいしか対応法が無かったという事情がこれまであったためと考えられます。従って多くの方は現在も市販の鎮痛剤でしのいでいる場合が多いと思います。しかし最近実用化された片頭痛治療薬は、発作が起きてから服用するように設計されており、服用後約20−30分で効果が発現します。また従来の鎮痛剤より効果の持続が長いのも大きな特徴です。これまで治療をあきらめていた方も多いと思いますが一度医療機関でご相談されてみてはいかがでしょうか?ただしこの薬は心筋梗塞や脳梗塞等の既往のある方は服用できない場合がありますので御注意下さい
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